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かんさいことば

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なんやようわからんのかいな

昨日、非常に心なごむ本を購入しました。『かんさい絵ことば辞典 』。関西独特の言葉が、ゆるいイラストと一緒に紹介されています。
関西弁と言えば忘れられない思い出があります。小学校に入学したばかりの春、国語の授業の音読で、延々「大阪弁のイントネーションで読むな」と叱られ続けたのです。私自身は一生懸命標準的なイントネーションで読んでいるつもりだったのですが、「そうじゃない!何度言えばわかるの!」と怒鳴られて、ものすごく困惑しました。
その時は最終的に自分の声を録音してもらい、それを耳で聞くことで納得しながら矯正して、一応普通に音読はできるようにはなったのですが、「話し言葉」の方はまったくダメです。どんなに無理をしても5分以上標準語イントネーションで話すことができません。コテコテです。つまり大阪弁の発音にはちょっとした自信があります。(そんなものに自信を持たれても…) ついでに白状しますと大学の卒論テーマも大阪弁でした。そして口頭諮問の際に必死で頑張って「標準語」で答えていましたら、「ああもういいから普通に関西弁のイントネーションで話していいから無理してカッコつけなくていいよ」と教授に言われました。いや、カッコつけるつもりは全く無くて、流暢に標準語を喋っているつもり漫々だったのですが。
現在はもう色々諦めて、旅先でも、遠方在住の仕事相手にも、普通に関西イントネーション全開で話しています。(但し、語尾に「~やで」とか付けたり、「ほかす」「なおす」などの誤解を受けそうな言葉は使わないよう気を付けてます。「イントネーションのみ」です多分) ぎょっとされたり笑われたりすることもしばしばですが気にしない。

そんなわけで関西弁にはひとかたならぬ思い入れがあるのでして、たまに間違えたイントネーションや用法を耳にするとムズムズしたりもするのですが、この本は見事にツボでした。
ゆるいキャラクター達が話しているニュアンスが、文章で説明されるよりもしっくりきます。「そうそう、言う言う!」と大笑いしたり、中には「え、これ関西弁だったのか!」と驚く言葉も多数混じっていて、今後 仕事相手などと話す時には気を付けねばと肝に銘じたり。

かんさいことば_e0039640_9331252.jpg東急ハンズ心斎橋店 地下1階の喜久屋書店で購入しましたら、こんな可愛い「お土産風」ブックカバーをつけてもらえました。

ちなみに今回ご紹介した本は、このサイトが書籍化されたものです。
かんさい絵ことば辞典
http://ameblo.jp/kansai-ekotoba/
ノベルティグッズや、「お土産ブックカバー」をつけてもらえるお店の案内も掲載されてます。
関西の方、関西弁に興味をお持ちの方、ぜひ覗いてみてください。そしてくすっと笑えたら、書籍の方も是非。すごろくやマンガやコラムやクイズなどがプラスされていて、ボリューム満点になってます。
ちなみに私、書店でこの言葉のページを見て購入を決めました。妙にツボでした。



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by honey_camera | 2011-11-24 10:09 | Nikon D40