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きらきら。そしてピンボケの原因。

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大阪城の東外濠にて。水面に反射する陽光がキラキラととても綺麗でしたので、持参していたPEN Fで撮影してみました。PCの画面は発光していますので、プリント判で見るよりもキラキラ感に説得力が出たような。

しかしピントの位置がたいへん微妙。何ゆえ手前ではなく、フレームアウトぎりぎりの所にピントを合わせているのか。我ながら自分の行動を不可解に思い、よく思い出してみましたら、これは単に「無限遠」にピントを合わせた結果だったのでした。(ちなみに水面までの実際の距離は2m50cmぐらい)
近距離にピントを合わせる時は、かなり真剣に距離を考えるのですが(それでも頻繁に外しますが)、2mを超えたあたりから、なんとなくどうでもよくなり、無条件に距離設定を「∞」固定にしてしまうクセが私にはあるのです。
実はこのクセに気付いたのは、ほんの数日前でして、それまではただ「メガネかけてないと、遠景でもピントが狂うんだなあ」程度にしか考えていませんでした。阿呆です。
PEN Fの標準レンズには、3mの目盛りもあるのだからきちんと考えて合わせないと。(いや、その前に一眼レフなのだから、遠景の時も真剣にファインダーを見ろよと。)
ついでに、最近FM10でもやけにピンボケが多いと思ったら、昨夏から使い始めたレンズには5m、10mの目盛りもありました。…そりゃ、2m超の距離を全て「∞」に合わせたらピントが狂って当然です。
自分の癖に気付くのがあまりにも遅いような気もしますが、これで今後少しはピンボケが減るであろうことに期待をかけて、2つのカメラに新しいフィルムをセットするのでした。
(しかし手元には、この大雑把な癖に気付く前に撮影し終えた未現像のフィルムが1本。しかも屋外撮影がメイン。中を見るのが怖い…)



実はもう1枚水面写真を撮っていました。

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こちらはあえて完全にピントをぼかしたもの。
まったくピントをあわせない状態でファインダーを覗いてみましたら、それはそれでちょっと面白い風景でしたので、試しにそのままシャッターを切ってみました。
…PCの画面で見ると、何やらものすごく眩しいです。これ、凝視していると、妙な方向へ思考がトリップしそう。危険。
お目汚し、大変失礼致しました。

  
by honey_camera | 2008-05-13 13:44 | OLYMPUS PEN F