連休写真と王子さま
夕陽に照らされるガスタンク。圧巻でした。
やみくもに大きい!(いやこれは別に意味もなく大きいわけではないのですが)
すごい!近い!
ちなみに、このガスタンクのすぐ横にある施設も大きいです。
…そうだ。せっかくなので、あの「銀色でうねうね」の独特の屋根も撮っておかないと。
近すぎるわ!
大きすぎて、かなり離れた場所からでなければ、全く写真におさまりません。広角でもムリ。
というわけで、恐れ入りますがドームの全体像は公式サイトなどでご確認ください。
ちなみにこの日は野球の試合も何も行なわれていませんでしたので、ドーム内・周辺ともに人影はまばらで(と言いますか、人の姿をトータルで20人も見ていない)、お店もケンタッキーフライドチキンとマクドナルドぐらいしか営業していませんでした。イベントの無い日のドームってなんだか切ない。(周辺のレストランやアミューズメント施設は全部無くなってるし(涙))
切ない、と言えば、連休中にこんな本を読みました。『星の王子さま』。
かなり小さい頃に、岩波少年文庫版を読んだことがあったのですが、当時はあまりにも幼すぎて「なんだかよくわからない」という印象しか持てず、変な苦手意識だけが残ってしまってそれ以来一度も再読せず。
しかし何故か今、「もう一度ちゃんと読んでみたい」という気持ちになったので、挿絵オールカラー・倉橋由美子翻訳バージョンの文庫を購入してみました。
良かったです。すごく。後半、キツネが出てくるあたりからが特に、たたみ込むように良かったです。泣けました。「王子さま」が残す言葉の数々に。「五億の星が鈴にも涙にもなる」という描写も泣ける。
あとがきに記されている、倉橋氏の「考察」も、捉え方の一つとして興味深いです。「星の王子さま」にぼんやりとした印象を抱いている方、このお話の受け止め方がちょっと変わるかもです。
●新訳 星の王子さま 倉橋由美子 訳/宝島文庫 刊
http://tkj.jp/book/?cd=70530701
(宝島社公式サイト)