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加湿器を導入してみた

加湿器を導入してみた_e0039640_842731.jpg
この冬、はじめて加湿器を本格導入しました。
正確には、加湿器を導入したのは昨冬からなのですが、これがものすごい簡易版(タイガーのこれの前モデル)で水がすぐに無くなってしまうので(そしてリビングで使うにはあまりにも非力だったので)、思い切って買い換えた次第です。
しかし果たして本当に我が家に加湿器は必要だったのか、簡易版とホンモノ(?)では本当に効果は違うのかなどの微妙な疑念もあったりして、ちょっとドキドキしながら使用開始したのですが、速攻でその実力にひれ伏しました。
すごい。蒸気の噴き出し方がまるで違う。簡易版では湿度を10%上げるのに数時間かかっていたのに(乾燥がひどいと上がらない。現状維持。)、これなら10分程度であっさり上がります。
そして暖房効率が全然違います。
我が家の暖房器具は15年前に購入した「男性のハンカチサイズ」のちっこいガスファンヒーターで、これにサーキュレーターを組み合わせて、つつましくリビング(の半分ぐらい)を暖めてもらっているので、いつまでたっても部屋が薄ら寒い、ということがあるのですが、ここに加湿器もプラスするとあっと言う間に部屋がぬくぬくに。まだそれほど寒くない今の季節なら、30分程度でファンヒーターを消したくなるほど暖かくなりました。
なるほど、確かに湿度が上がると室温も上がります。(加湿器から吹き出す蒸気が温かい、というのもあります)

ちなみに今回購入したのは、象印のEE-RC35というモデル。象印なだけに「注ぎ口の無いでっかい沸騰ポット」のようなデザインです。
上蓋をぱかーと開けて、中にざばーと水を入れ、電源スイッチを入れると水が沸騰して蒸気が出てくる、という一連の流れもそのまんま沸騰ポット。容器内部がフッ素加工されているあたりも沸騰ポット。アロマ機能や空気清浄機能などの付加機能も何も無く、潔いまでのシンプル設計です。
加湿器を導入してみた_e0039640_8421332.jpgメインの操作ボタンは「電源入」「電源切」「タイマー入切」の3つだけ。(「洗浄」と「チャイルドロック」を入れても5つ)
一応センサーらしきものが搭載されていて、部屋の「体感湿度」を3段階で表示してくれるのが唯一沸騰ポットとは異なる点でちょっと便利です。当初我が家は「低湿」が点灯しっぱなしでした。やっぱりなあ。(定期的に稼働させていたら「適湿」を保てるようになりました)

付加機能が無いということは取り外しパーツもほとんど無いわけで、フィルターすら搭載されていませんので(なにせ構造がまんま沸騰ポットなので)、メンテナンスは容器内部を時々クエン酸で洗浄するだけ。あとは蒸気吹き出し口をさっと水洗いするぐらい。
結露しにくい超音波タイプや、アロマポット付きのモデルにもちょっと心くすぐられたりしたのですが、「パーツをあれこれメンテナンスするのは絶対イヤ。消耗品を買い換えるのもイヤ」というどうしようもないズボラ者には、これぐらいのシンプル設計がちょうど良いというものです。
メンテ大嫌いな奥様、象印の加湿器良いですよー。現在、Amazonで6割引です。けっこう安いです。


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by honey_camera | 2011-12-14 09:59 | Nikon D40