晩秋のクリアなホルガ写真
ちなみにここは、同施設内のリビングルーム。学校の美術室にあったようなコンクリートの流し台があったり、古めかしいガスストーブ(ヤカン付き)があったりして、なんともいえずノスタルジックな気分に浸れます。しかもこの時は、窓の外に這っている蔦が見事に紅葉していたので、どことなく幻想的な、懐かしい夢を見ているような光景でした。
逆光になるので、私の腕ではホルガでの撮影は苦しいかな?と思ったのですが、どうしても撮ってみたくてバルブモードでチャレンジしてみました。リビングルーム内にあるカフェのテーブルにカメラを置いて、シャッター開放は3秒程度。この日、カフェは定休日だったため、少し薄暗い雰囲気でしたが、予想以上にちゃんと写っていたなあという印象です。
この日の写真は、すべてこんな風にパキっとクリアに写っていたのですが、これはやっぱりフジのフィルムだったから…? 現像代が少し高い(と言っても差額は100円未満)のと、現像日数が1日多くかかる、あと、お店によってはフィルム代もほんの少しだけ高いけれど、このクリアな雰囲気もちょっといいかも。
つまらないことではありますが、フィルムの巻き終わりを固定する部分が、フジはシールになっているのもちょっと嬉しかったりして。(コダックは切手のように裏を濡らして留めるタイプなのです)