人気ブログランキング | 話題のタグを見る

散漫なペンギン

散漫なペンギン_e0039640_8164364.jpg
昨日に引き続き、鳥羽水族館写真です。
この水族館が飼育しているペンギンは「フンボルトペンギン」。南米地域に生息する、暑さに強いペンギンです。そのためか、あまり精力的に泳ぎません。泳いでいるのはいつも1~2羽。ほとんどのペンギンたちは陸の上でじっと「置物モード」に入っています。
この写真は、たまたま前列のペンギンが全員 陸上で同じ方向を向いてぼーっとしていたので、これはちょっと面白いかもと思って狙ったもの。しかし、もたもたとピントを合わせているうちに、真中に立っていたペンギンが水中に飛び込んでしまいました。おかげでなんとも散漫な絵に。(しかも中央右寄りのペンギンにはそっぽ向かれてるし) ピントを合わせるのが遅すぎです私。
そう、ピント。ピント合わせに慣れていない上にすごく苦手にも関わらず、水族館なんて難しいロケーションに、何を思ってかマニュアルフォーカスのカメラを持って行ってしまったんです。大人しくデジカメにしておけばいいものを。しかもサブ機はあろうことかホルガです。館内で撮れないじゃないかホルガでは。

散漫なペンギン_e0039640_746264.jpg今回の旅行でメインに使ったのは、ニコンの初心者向けフィルム一眼レフカメラ「Nikon FM10」+標準ズームレンズ(35-70mm/F3.5-4.8)のセット。いただき物です。
試しに24枚撮りフィルムを1本撮っただけという状態で、いきなり旅行に同行させるという無謀を働きましたが、ヘタなりになんとか撮れていたところを見ると、かなり使いやすいカメラなのだと思います。
このカメラ、一応ニコンブランドではありますが、中身もレンズもコシナ製なのだとか。(ちなみにこれの親戚で、オリンパスのOM2000なんて機種もあったようです) そのために色々とひどい評価をされたこともあったそうですが、私はとても気に入っています。
機械式カメラであるにも関わらず、とにかく物凄く軽くて取り回しやすいのがいいところ。ボディにアルミとプラスチックが多用されているので、ちょっとびっくりするぐらいの軽さです。
マニュアルフォーカスの一眼レフに初めてチャレンジされる方、特に非力な女性には強力にオススメのカメラです。
by honey_camera | 2006-05-25 09:10 | Nikon FM10