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100円スキレットでご飯を炊く

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100円スキレット、通称100スキ。100円ショップで売られている、小さな鉄製のスキレット(フライパン)をご存知ですか?この100円スキレットが数年前から密かなブームを巻き起こしているのだとか。
私も一応その存在は知っていたのですが、鉄は手入れが大変そうですし、こんな小さなサイズでは作れる物も限られるだろうからと、ずっと素通りしていました。が、これが大間違い。確かにシーズニング(慣らし)や使用後の手入れは必要ですが、かなり色々な物が手軽に上手に作れるスグレモノだったのです。
この100スキの優秀さを知ったきっかけは、とあるサイトとこの本でした。
ジュワッと!100スキCOOKING―100円ショップの小さな鉄のフライパン
(杉野 隆 桑原 信淑 / 主婦と生活社)
焼く・蒸す・煮る・炊く…と、様々な調理法が掲載されていて、どれもとても簡単で美味しそうなのです。特に一人分のご飯が短時間で炊けるというのに惚れました。
早速買ってきた100スキ(ダイソーでは現在210円商品になっていますので、実際は”200スキ”なのですが)で作ってみたのがこの「たらこご飯」。
洗ったお米の上に、だし昆布と輪切りにしたたらこを乗せて水を注いで火にかけるだけで炊き上がります。(枝豆は炊き込まず、火を止めてから加えます) ミニサイズで火の通りが早いため、蒸らし時間を合わせても20分程度で完成しました。
たらこの塩分がご飯に染み込み、ほんのりとした塩味がなんとも美味しいご飯です。炊飯器ではできない「おこげ」も美味。
きちんとシーズニングしておけば、変な焦げ付きやこびりつきもできませんので、後の手入れも思っていたほどには大変ではありませんでした。(お手入れは、洗った後、火にかけてしっかり乾かして油を薄くひいておくだけです)
ミニサイズとはいえ、ちゃんとした厚い鉄製のフライパンですから、お好み焼きやハンバーグも美味しく焼けそうです。小さなフライパンはおままごとをしているような楽しさも味わえますので、これでお料理の楽しみがちょっと増えました。
ジャスト1人分の分量で作れますから、一人暮らしの方にもお薦めです。
購入される場合は、ぜひとも2個一緒に。空いている片方はフタに使います。(ご飯を炊く時も、ハンバーグを焼く時も、この「フタ」が大活躍します) そして絶対に欠かせないのが鍋つかみ。持ち手までしっかり熱くなりますので、これは何は無くとも必需品です。

「100スキ」に興味を持たれた方はまずこちらのサイトへ。100スキを愛する方々の情報サイトです。お手入れ方法から変り種のレシピまで、色々な情報が掲載されていて、思わず100円ショップへスキレットを買いに走りたくなりますよ。
●100スキ好きクラブ
http://100suki.collabosite.net/
by honey_camera | 2006-12-13 10:10 | 食べ物のこと