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なつかしいお菓子を読む

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昭和のカラープリント風。
私の幼稚園時代の写真の多くは、こんな風にちょっと赤くなってます。

毎晩寝る前に、少しずつ少しずつ大切に読んでいる本です。『まだある。大百科~お菓子編~』(初見健一 著/大空出版)。1940年代(一部はそれ以前)~1970年代に販売が開始され、今なお愛され続けているお菓子が、その歴史と共にずらりと掲載されています。
子どもの頃には散々お世話になっていながら、今はすっかり忘れていたお菓子の数々に、思わず「そうそう、これ好きだったのよ!」と声が出てしまうこともしばしば。意外な歴史を知ることもできるので、とにかくとてもわくわくします。
掲載商品は、スーパーなどで手軽に購入できる庶民的なお菓子がほとんどで、今も現役のものばかりですから、「もう一度食べたいな」と思った物はすぐに買いに行けるのも嬉しいところです。
というわけで、早速買いに走ってしまった物が左端に写っている「ボンタンアメ」。そして、先日ちょこっとご紹介した「榮太郎」の飴です。そしてこの後も続々と「もう一度食べたいお菓子」が発生しそうな予感…。

”なつかしのお菓子本”では、オカシ屋ケン太(泉麻人)の「おやつストーリー」も大好きです。
こちらは1980年代に雑誌「Olive」で連載されていたエッセイをまとめたもの。それだけに内容は少々古く、既に入手不可能となっている商品も多数掲載されているのですが、1980年代に子ども時代、青春時代を過ごされた方なら、懐かしさに身悶えすること請け合いです。
単行本と文庫本が出版されていましたが、現在は残念なことにどちらも絶版。しかし、ブックオフやAmazonで簡単にお安く入手できます。30代後半~40代の方に特におすすめ。

お菓子と言えば、先日大阪高島屋の銘菓コーナーを覗いたところ、なんと千秋庵のお菓子が並んでいました。
高島屋で取り扱われているのは、千秋庵の豊富な商品の中のほんの一部だけでしたが、以前ご紹介したカスティラクッキー北緯43度は、ちゃんとラインナップに入っていました。こんな身近な場所で売っていたなんて!
大喜びで、とりあえずカスティラクッキーを購入してきました。とても久しぶりに食します。嬉しい~。次は山親爺と北緯43度を買いに行かないと。
大阪にお住まいで、千秋庵のお菓子に興味をお持ちの方は、ぜひ高島屋へ。

(参考書籍)

まだある。大百科(お菓子編)』 初見健一 (大空出版)

この「まだある。」は、文庫本でシリーズ刊行されています。
懐かしの逸品(しかもまだ現役)が目白押し。
まだある。(駄菓子編)
まだある。(生活雑貨編)
まだある。(文具・学校編)
まだある。(食品編)
まだある。(食品編 その2)
まだある。(玩具編)
まだある。(おやつ編)
まだある。(キャラクター編)
  
by honey_camera | 2008-12-01 14:32 | Ricoh R8